Jul 28, 2011

思い立ったら国内旅行

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 【パリ】フランスは21日に予定されているユーロ圏の緊急首脳会議(サミット)で、ギリシャ債務問題に対する画期的な解決策がまとまることに期待している。そのため20日のサルコジ仏大統領とメルケル独首相との会談における、ギリシャ向け第2次金融支援策に関する意見調整に注目が集まっている。

 フランスのバレリー・ペクレス予算相兼政府報道官は「大統領は21日に継続可能な解決策を見いだせるよう、20日の会談に全力を尽くす」と述べた。同相は解決策について、フランス政府の閣議でも議論されてきたと明かし、「継続可能な解決策は、ユーロ圏の中核である仏独両国の緊密な協調によってまとまる」と語った。

 金融市場がサミットまでの協議の進展に注視するなか、フランスはギリシャの債務問題がユーロ圏の他国に波及するのを食い止めるには妥協的な解決策を受け入れるべきだとして、ドイツへの圧力を強めている。サミットの成り行きの不透明感でユーロ圏のソブリン債の保証コストは今週、過去最高を付けたが、20日は一転、期待感が広まり、ユーロ圏の非中核国の国債価格が反発した。

 フランスのフランソワ・バロワン財務相は、サミットではユーロ圏首脳から「強力なメッセージ」が発せられるだろうと述べた。一方、同国のアラン・ジュペ外相は国内テレビとのインタビューの中で、サミットで合意に達すると「確信している」と語り、「技術的に難しい面があり、また意思決定プロセスも遅いが、この協議の目標については幅広いコンセンサスがある」との見方を示した。

 一方、フランス政府の楽観的な見方とは対照的に、ドイツのメルケル首相は19日、ブリュッセルで開かれるサミットで「飛躍的な前進」はないだろうと述べ、同サミットで示されるのは、むしろ最終的な目標である債務問題の根絶に向けた段階的な措置の最初の一歩だ」との考えを明らかにした。同国政府主席報道官は20日、今回の会談の目的は、ギリシャ向け第2次支援策や、危機に陥った欧州連合(EU)加盟国向けに構築された既存の支援基金の改革について両国が協調できるラインを確認することだと語った。

 サミットの開催を控え、各方面からドイツに対する圧力が高まっている。欧州連合(EU)の執行機関である欧州委員会のバローゾ委員長はこの日、ユーロ圏の状況が「非常に深刻である」と警告した上で、ユーロ圏の安定を確保するための対策を実施するようユーロ圏首脳に呼びかけた。

 ギリシャの債務問題の解決に向け、公的資金を使った融資に加え、同国の債務削減のために様々な提案が検討されており、銀行など民間金融機関に対する課税案も浮上している。ギリシャは、ユーロ圏の各政府および国際通貨基金(IMF)が同国に対して既に確約している支援額を超えて、2014年まで約1200億ユーロ(約13兆5000億円)を必要としているが、サミットでは、それを如何にして捻出するかが焦点となる。

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 【ワシントン】米政府と議会の交渉が難航している政府債務上限の引き上げ問題で20日、オバマ米大統領は、包括的な枠組み合意にまだ「2、3日」時間が必要な場合、短期間だけの暫定合意に前向きであることが明らかになった。

 ホワイトハウスのジェイ・カーニー報道官が会見で明らかにしたもので、「もし大きな意義のある合意を目指すのなら、無論われわれはその細部を詰めるまでに必要な措置を支持する」と語った。

 大統領はこれまで交渉決着の最終的な形として、財政赤字削減策と債務上限の引き上げをセットにした包括的な合意を求めてきた。カーニー報道官は大統領のこの方針が変化したわけではないとし、この短期合意はあくまで包括的合意の一部としての位置づけで「包括合意なき短期引き延ばし策は受け入れられない」と語った。

 同報道官は何を包括合意と考えているかについては明らかにしなかった。現行の債務上限額は14.29兆ドル(約1125兆円)で、これが8月2日までに引き上げられないと政府は債務不履行(デフォルト)状態に陥る。

 カーニー報道官はまた、大統領が可能な限り大きな財政赤字削減合意を依然追求していると述べた。その一方、大統領は共和党院内総務のミッチ・マコネル議員(ケンタッキー州)と民主党のハリー・リード上院院内総務(ネバダ州)が万が一の緊急策として大統領に債務上限引き上げの権限を与える案を用意してくれることを望んでいる。

 オバマ大統領は20日遅く、下院共和党のジョン・ベイナー下院議長(オハイオ州)とエリック・カンター院内総務(バージニア州)と会談する予定。またこれとは別に民主党の議会指導部とも意見交換する。

 デフォルト転落の期限が迫る中で、上院側は週末を返上して打開策を探る予定。一方、下院指導部は週末にも採決が行われる可能性を示唆している。また、リード院内総務は、今後10年にわたり3.7兆ドルの赤字削減を柱とする妥協案を作成した超党派の「ギャング・オブ・シックス(6人組)」の民主党側議員と会い意見交換する。この妥協案については、オバマ大統領が19日、支持を表明している。

 ただ、大統領の支持はあるものの共和党保守派はこの案の税制改革部分について難色を示している。一部が最終合意案に何らかの形で反映される可能性はあるものの、このまま議会承認を得るのはほぼ不可能とみられている。

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