May 26, 2010
注文家具のような素材の収納棚を完成さ
対面キッチンカウンター下に収納棚が欲しかったので、市販の家具にぴったりではないかと探しているのですがではなく、これは注文して作っするしか方法がないと思って、注文の家具を作ってくれました。カウンター素材と同じ木材を使用して、統一感のある、便利なカウンター収納棚が完成し、注文の家具を選択してよかったと思っています。今エコハウスが注目を集めています。自然環境にやさしいエコハウスは、環境保全の意味からも、今後普及されることが望まれる建築方法になっています。エコハウスは断熱性と気密性が高く、自然素材が使われている建築物である必要があります。また、換気能力が高いのもエコハウスの条件となっています。居住性能と高い機能性を誇る住宅です。
◇弱さ受け止め「共同体」 家庭のようにのびのび過ごす
午前10時過ぎ。JR木更津駅西口からほど近い「井戸端げんき」を訪ねた。NPOが運営。家庭的な雰囲気で、ひとりひとりの生活のリズムにあったケアを行う小規模な施設だ。似たような施設は「宅老所」と分類されることもある。
路地の奥にある木造2階建ての民家を利用した建物は、とてもデイサービスの「施設」に見えない。鍵の開いた戸を開き、玄関で靴を脱いで中に入ると、利用者が夕方まで過ごすという8畳間2部屋をつなげた広い畳のスペースに案内された。
ソファ、テーブル、テレビ、仏壇などが置かれ、窓から朝の光が差し込む風景は、まるで誰かの家のよう。そこで十数人がくつろいでいた。半数以上を占める利用者のお年寄りは見分けがつくが、ほかの人たちはスタッフにしては数が多く、誰が誰だか区別がつかない。乳児の姿もある。
けげんな表情をしていると、施設長の加藤正裕さん(32)が「スタッフ以外はボランティアで、赤ちゃんはスタッフの子ども。ここは『社会の縮図』。いろんな人が一緒にいるのが自然で、年寄りだけ集めるのは逆に変でしょう」と説明してくれた。
「なるほど」と改めて部屋を見ると、めいめいがてんでんばらばらのことをやっている。歌を歌う高齢女性もいれば、黙ってテレビを見る高齢男性もいる。開放的な空間で、利用者はそれぞれのびのびと過ごしているように見えた。
◆ ◇ ◇
昼食の準備が始まった。皆で机を動かし利用者に移動を促していると、穏やかな空気が一変した。70代の認知症の男性が、掘りごたつから立ち上がろうとしない。以前通った施設でも、問題行動を起こし受け入れ先がなくなった経緯がある。
仕方なく、数人がかりで脇を抱きかかえると、男性は突然、スタッフを足でけり飛ばした。部屋は一瞬、騒然となる。
なんとか説得し、着席させ、食事が始まったが、男性はぶぜんとしたまま。ところが、手渡された赤ん坊を抱きかかえると、表情がやわらぎ、しばらくすると、何もなかったように笑顔を浮かべ始めた。女性スタッフの一人がささやく。「あの子はスーパー介護士。みんな子どもや孫がいますから、触れ合うと喜ぶんです」
◆ ◆ ◇
「あのおじいちゃんだって苦しいんです。変わっていく自分と戦っているんですよ」と語る加藤さんだが、自身も順風満帆の人生ではなかった。20代は通信会社に勤めたりしたが、肌に合わず職場を転々とし、身の置き所に困った末にたどり着いたのが井戸端げんきだった。
ほかのスタッフも、離婚し3人の子連れで面接にのぞんだ女性や、障害者など背景はさまざまだ。利用者・スタッフ双方が「生きづらさ」を抱えているがゆえ、かえって気持ちが通じ合う−−加藤さんはそう考えている。
男性が起こしたような出来事は日常茶飯事というが、気がつくと、ほかのスタッフの表情もやわらぎ、ソファで利用者と談笑している。加藤さんも「あんなにみんな囲んだらそりゃ暴れるって」と話し、周囲にはのんびりとしたムードが漂った。
互いの弱さを受け止めているからこそ、相手の行動も許すことができ、「問題」が問題にならない、と考えることもできる。
「僕らとここのお年寄りは『共同体』。どうしようもない僕もまた、ここにいることで生かされている」。加藤さんはそう語り、さらに強調した。「介護とかケアとかいう言葉は好きじゃない。僕らは人間関係の中で、家族のようにただ『面倒をみている』だけなんです」
◆ ◆ ◆
加藤さんの話を聞きつつ、ふと、一部始終を遠巻きに見つめていた男性(59)の存在に気付いた。何をしているのだろうか。
聞けば、「君津市内から毎日通うボランティア」で事務作業を多少手伝っているようだが、積極的に何か手伝うわけでもなく、テレビばかり見ている。通う理由は「駅から近いから」。
どうにも謎めいた存在だが、それでも役に立たないからと排除はしない。むしろ何もしない人のおかげで空間に「隙間(すきま)」ができ、誰もが「ここにいてもいいんだ」という雰囲気が出るのだという。「そこにいるだけ」というボランティアの形もある。一人一人は微力でも、そうした力を束ねれば、相当なマンパワーになる。
ボランティアのおかげで人件費が削減できる。施設内は車いす移動できないが、職員らに抱きかかえられて移動するため、器材の設備投資も抑えられる。今のところ経営は良好だ。利用料は月平均約13万円だが、本人や家族の経済状況に応じた額での利用も相談に乗るという。
午後のひととき。洗濯物をたたむのを利用者の女性が手伝ったり、歩けない女性がスタッフの手を握り自立歩行にチャレンジするなど、家庭さながらの光景が続く。時計の針はあっという間に午後4時半を指した。=つづく
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8月26日朝刊
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